和名の慣用色名(朱色・群青・鶯色・小豆色の由来)

自然や暮らしに由来する和名の色を、成り立ちと結びつけて覚えます。

日本には、自然や暮らしから生まれた美しい和名の色があります。由来を知ると、色名がぐっと覚えやすくなります。代表的な和名の慣用色名を見ていきましょう。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

先生、和名の色ってどんなものがあるんですかぁ?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

たくさんあるわよ。
まず慣用色名の代表格、朱色。
やや黄みのある鮮やかな赤で、神社の鳥居の色としておなじみね。

白峰 リリ(びっくり) 白峰 リリ

鳥居の赤!
あれが朱色なんだ。
身近な色に名前がついてるんだね。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

群青は、鉱物からとれた青い顔料に由来する、深く濃い青。
ぐんじょう、と読むわ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

補足すると、群青も朱色も由来のはっきりした固有色名です。
鉱物や物の名がそのまま色名になっています。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

鶯色は、あの鳥のうぐいすの色ですかぁ?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

そうよ。
うぐいすの羽のような、少しくすんだ黄緑色ね。
小豆色は小豆の実のような暗い赤みの色よ。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

食べ物や生き物が色の名前になってるの、なんかかわいい!

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

ほかに、浅葱色はやや緑みの明るい青、茜色はあかね草の根で染めた沈んだ赤です。
由来と結びつけると覚えやすいです。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

和名は情緒があって美しいけれど、色の範囲はやはりあいまい。
正確に伝えたいときは系統色名の出番よ。

藍沢 しずく(笑い) 藍沢 しずく

由来を知ると、色の名前が物語みたいで楽しいですぅ♪

確認クイズ

次の和名の慣用色名とその色みの組み合わせとして、正しいものはどれか。

  1. 群青 ── 鮮やかな黄
  2. 鶯色 ── くすんだ黄緑
  3. 朱色 ── 深く濃い青
  4. 小豆色 ── 明るい白
こたえを見る

正解: 2. 鶯色 ── くすんだ黄緑

正解は2。鶯色はうぐいすの羽のようなくすんだ黄緑です。群青は深く濃い青、朱色はやや黄みの鮮やかな赤、小豆色は暗い赤みの色なので、他の組み合わせは誤りです。

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