ここまでに学んだ色名を整理しましょう。基本色名・系統色名・慣用色名は、それぞれ役割が違います。三者の関係と使い分けをはっきりさせておくと、試験で迷いません。
先生、色の名前がいくつも出てきて、頭がこんがらがってきましたぁ…。
大丈夫、三つに整理すればすっきりするわ。
まず土台になるのが基本色名。
赤や青など色を大まかに分ける名前ね。
補足すると、基本色名に修飾語を足して体系化したものが系統色名です。
基本色名は系統色名の芯にあたります。
じゃあ、朱色みたいな昔ながらの名前は?
それが慣用色名ね。
古くから親しまれた色名で、親しみやすい代わりに範囲はあいまいなの。
同じ色でも、呼び方が三通りあるってことですかぁ?
そう考えるとわかりやすいわ。
たとえばある赤を、基本色名なら『赤』、系統色名なら『鮮やかな赤』、慣用色名なら『朱色』と呼べるの。
一方で目的が違います。
ざっくり分けるなら基本色名、正確に伝えるなら系統色名、情緒や親しみを込めるなら慣用色名です。
なるほどね!
大まか・正確・親しみ、で使い分けるのか。
急にスッキリした!
三者は対立するものではなく、役割分担なの。
関係を図でイメージしておくと忘れにくいわよ。
こんがらがってたのが、ちゃんとつながりましたぁ♪
確認クイズ
基本色名・系統色名・慣用色名の関係の説明として、最も適切なものはどれか。
- 三者はまったく無関係で、比べることはできない
- 系統色名は基本色名に修飾語を加えたもので、慣用色名は範囲があいまいである
- 慣用色名が最も正確で、色の伝達に最も適している
- 基本色名は無彩色だけを表す特別な色名である
こたえを見る
正解: 2. 系統色名は基本色名に修飾語を加えたもので、慣用色名は範囲があいまいである
正解は2。系統色名は基本色名に修飾語を加えて体系化したもので伝達に適し、慣用色名は親しみやすい反面、色の範囲があいまいです。最も正確なのは慣用色名ではなく系統色名です。