私たちの暮らしは、たくさんの色に囲まれています。色は見た目を飾るだけでなく、伝える・区別する・気持ちを整えるといった働きをしています。まずは色彩と生活の全体像をつかみましょう。
先生、色って暮らしのなかでどんなふうに働いているんですかぁ?
いい問いね。
色は大きく分けて、伝える働き・区別する働き・気持ちに作用する働きをもつのよ。
たとえば信号や案内表示は色で情報を伝えるでしょう。
これは伝達の働きね。
試験でも色の役割はよく問われるわ。
補足すると、この分野では住空間を扱うインテリアの色彩、衣服を扱うファッションの色彩、色の名前を扱う色名などが出題されます。
なるほどね!
服を選ぶときも部屋を飾るときも、無意識に色を使ってるってこと?
そのとおり。
色を計画的に選べば、暮らしはもっと心地よくなるの。
それを支える考え方が色彩調和よ。
色をきれいに組み合わせることですねぇ。
むずかしそうですぅ。
一方で、色は誰にでも同じに見えるとは限りません。カラーユニバーサルデザインのように、多様な人に配慮する視点も生活には欠かせません。
危険を知らせる安全色も生活を守る色の一つね。
色の名前・調和・配慮・安全、この四つを軸に学んでいきましょう。
色って暮らしの縁の下の力持ちなんだね。
がぜんやる気出てきた!
その調子よ。
ひとつずつ丁寧に見ていけば、必ず得意分野になるわ。
確認クイズ
色彩と生活の分野の説明として、最も適切なものはどれか。
- 色は装飾のためだけにあり、情報を伝える働きはない
- 色には伝える・区別する・気持ちに作用するなどの働きがある
- インテリアやファッションの配色は色彩検定の範囲外である
- 安全色は個人が自由に決めてよく、規格は存在しない
こたえを見る
正解: 2. 色には伝える・区別する・気持ちに作用するなどの働きがある
正解は2。色は装飾だけでなく、情報を伝える・対象を区別する・気持ちに作用するなど多様に働きます。インテリアやファッションの配色も出題範囲で、安全色はJISで規定されています。