光と色の関係 ― 光がなければ色は見えない

色が見えるしくみの出発点、光と色の関係を学びます。

色を知覚するために欠かせないのが光です。ここでは「光がなければ色は見えない」という、色彩の出発点となる関係を確認します。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

先生、光がないと色って見えないんですかぁ?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

そのとおりよ。
真っ暗な部屋では、どんなに鮮やかな服でも色はわからないわ。
色は光があって初めて見えるのよ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

補足すると、私たちが見ている色は、物体が反射した光を眼がとらえたものです。
光そのものが色の源です。

白峰 リリ(びっくり) 白峰 リリ

へえ〜! じゃあ暗い部屋で服の色がわからないのは、反射する光がないからなの?

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

そう。
物体は自分で色を持っているのではなく、当たった光の一部を反射して、それが色として届くのよ。

藍沢 しずく(びっくり) 藍沢 しずく

光を反射…? なんだか物がボールを投げ返してるみたいですぅ。

紅林 かえで(笑顔) 紅林 かえで

その比喩は的確です。
物体は当たった光のうち一部を反射し、残りを吸収します。
反射した光の性質が色みを決めます。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

なるほどね! あたしの赤い服は、赤い光を返してるってことなの?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

ええ、おおよそそう考えていいわ。
赤く見える布は、赤の光を多く反射して、ほかを吸収しているのよ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

一方、自ら光を出す太陽や電球のような色を光源色、反射・透過した光による色を物体色と呼び分けます。

藍沢 しずく(あせる) 藍沢 しずく

光にもいろいろあるんですねぇ。
ちょっと難しくなってきましたぁ。

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

大丈夫、次の記事でくわしく分けて学ぶわ。
今は「色は光がなければ知覚できない」ことをしっかり覚えてね。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

うん! 光あっての色、しっかり覚えたよ。

確認クイズ

色が見えるために欠かせないものは次のうちどれか。

  1. 音
  2. 光
  3. 重力
  4. 磁力
こたえを見る

正解: 2. 光

正解は2。色は光があって初めて知覚されます。暗闇では物体色は見えません。

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