色を知覚するために欠かせないのが光です。ここでは「光がなければ色は見えない」という、色彩の出発点となる関係を確認します。
先生、光がないと色って見えないんですかぁ?
そのとおりよ。
真っ暗な部屋では、どんなに鮮やかな服でも色はわからないわ。
色は光があって初めて見えるのよ。
補足すると、私たちが見ている色は、物体が反射した光を眼がとらえたものです。
光そのものが色の源です。
へえ〜! じゃあ暗い部屋で服の色がわからないのは、反射する光がないからなの?
そう。
物体は自分で色を持っているのではなく、当たった光の一部を反射して、それが色として届くのよ。
光を反射…? なんだか物がボールを投げ返してるみたいですぅ。
その比喩は的確です。
物体は当たった光のうち一部を反射し、残りを吸収します。
反射した光の性質が色みを決めます。
なるほどね! あたしの赤い服は、赤い光を返してるってことなの?
ええ、おおよそそう考えていいわ。
赤く見える布は、赤の光を多く反射して、ほかを吸収しているのよ。
一方、自ら光を出す太陽や電球のような色を光源色、反射・透過した光による色を物体色と呼び分けます。
光にもいろいろあるんですねぇ。
ちょっと難しくなってきましたぁ。
大丈夫、次の記事でくわしく分けて学ぶわ。
今は「色は光がなければ知覚できない」ことをしっかり覚えてね。
うん! 光あっての色、しっかり覚えたよ。
確認クイズ
色が見えるために欠かせないものは次のうちどれか。
- 音
- 光
- 重力
- 磁力
こたえを見る
正解: 2. 光
正解は2。色は光があって初めて知覚されます。暗闇では物体色は見えません。