同じ物でも、照らす光が変われば色みは変わります。ここでは代表的な光源と分光分布、色温度の考え方の基礎を学びます。
先生、お店では白っぽかった服が、おうちの電球の下だと黄色っぽく見えたんですぅ。
なんでですかぁ?
それは光源が違ったからよ。
光源ごとに含む波長の割合が違うの。
それを表したものを分光分布というわ。
補足すると、自然光(昼光)はほぼ全波長をバランスよく含みます。
一方、白熱電球は長波長(赤〜橙)寄りで暖かい色みです。
へえ〜! 蛍光灯やLEDはどうなの?
蛍光灯は種類ごとに分光分布が違い、昼白色や電球色などがあるわ。
LEDも製品ごとに調整されているのよ。
光の色みの違いって、数字で表せたりするんですかぁ?
ええ。
光源の色みを温度で表したのが色温度で、単位はケルビン(K)よ。
数値が高いほど青白く、低いほど赤みを帯びるわ。
ええっ、温度が高いほうが青いの? 熱いと赤いイメージだったのに、逆なんだね!
そこは間違えやすい点です。
低色温度(約3000K)は電球色で暖かく、高色温度(約6500K)は昼光色で青白い。
感覚と逆に感じます。
覚えておかないと引っかかりそうですぅ。
そうね。
「色温度が高い=青白い」とだけ結びつけておくといいわ。
試験でも狙われやすい点よ。
だから同じ服でも、電球の下だと黄色っぽく見えたんだ! すっきりした!
まとめると、光源によって分光分布が異なり、色温度で色みの傾向を数値化できます。
物体色は光源に左右されるのです。
確認クイズ
光源の色温度についての説明として正しいものはどれか。
- 色温度が高いほど赤みを帯びる
- 色温度が高いほど青白くなる
- 色温度は摂氏(℃)で表す
- 色温度は物体色にのみ使う
こたえを見る
正解: 2. 色温度が高いほど青白くなる
正解は2。色温度はケルビン(K)で表し、高いほど青白く、低いほど赤みを帯びます。