光でも色料でもなく、眼の中で色が混ざって見える混色があります。ここでは併置加法混色と回転混色という中間混色を学びます。
先生、点描の絵って、近くで見ると色の点なのに、離れると別の色に見えるんですぅ。
不思議ですぅ。
それが中間混色の一種よ。
色そのものは混ざっていないのに、見る側で混ざって感じる混色なの。
補足すると、小さな色を並べて離れて見ると混ざって見えるものを併置加法混色といいます。
点描やモザイクが例です。
へえ〜! テレビの画面も小さなRGBの点が並んでたよね。
あれも併置加法混色なの?
そのとおりよ。
並んだ光が眼の中で混ざって一つの色に見えるの。
だから加法混色の仲間なのよ。
並べて混ぜるほかに、別のやり方もあるんですかぁ?
あるわ。
こまのように色を塗った円盤を速く回すと、色が混ざって見えるの。
これが回転混色よ。
なるほどね! 色ごまがぐるぐる回ると、ちがう色に見えるやつだ! あれも中間混色なんだ。
整理すると、併置加法混色は空間的に、回転混色は時間的に色が混ざります。
どちらも結果は加法混色に近い明るさになります。
空間で混ぜるか、時間で混ぜるか…なんだかおもしろいですぅ♪
そうね。
共通点は、色料自体は混ざらず、眼と脳の中で混ざること。
だから減法混色のように暗くはならないのよ。
まとめると、中間混色には併置加法混色(点描・画面)と回転混色(色ごま)があり、いずれも加法混色的にはたらきます。
点描と画面は併置、色ごまは回転! どっちも中間混色だね。
覚えたよ。
確認クイズ
色ごまのように、色を塗った円盤を速く回して色を混ぜて見せる混色はどれか。
- 減法混色
- 回転混色
- 併置加法混色
- 透過混色
こたえを見る
正解: 2. 回転混色
正解は2。回転混色は時間的に色が混ざる中間混色です。点描や画面のように並べるのは併置加法混色です。