色の三属性の概観 ― 色相・明度・彩度

色を整理する三つのものさし、色の三属性を概観します。

ここまで学んだ色を、いよいよ整理する見方を導入します。色は三つのものさし=色の三属性でとらえられます。次章への橋渡しです。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

先生、世の中に色ってたくさんありますよね。
あれって、どう整理して覚えればいいんですかぁ?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

いい質問ね。
色は三つのものさしで表せるのよ。
それが色の三属性、色相・明度・彩度の三つよ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

補足すると、色相は赤・黄・青といった色みの種類、明度は色の明るさの度合いを表します。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

へえ〜! じゃあ三つめの彩度って何なの?

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

彩度は色の鮮やかさの度合いよ。
鮮やかで澄んだ色ほど彩度が高く、くすむほど低くなるの。

藍沢 しずく(びっくり) 藍沢 しずく

色みと明るさと鮮やかさ…三つで色が決まるんですねぇ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

はい。
ただし色相を持つのは有彩色です。
白・灰・黒のように色みを持たない色は無彩色といいます。

白峰 リリ(びっくり) 白峰 リリ

なるほどね! じゃあ白や黒には色相がなくて、明度だけがあるってことなの?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

そのとおりよ。
無彩色は明度だけを持ち、彩度はゼロ。
有彩色は三属性すべてを持つ、と整理できるわ。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

同じ赤でも、明るい赤や暗い赤、鮮やかな赤やくすんだ赤があるのは、明度や彩度が違うからなんですかぁ?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

まさにそうよ。
三属性を使えば、そうした違いを言葉と数で正確に伝えられるの。
色彩の共通語ね。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

整理すると、色相=色み、明度=明るさ、彩度=鮮やかさ。
有彩色は三属性すべて、無彩色は明度のみを持ちます。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

この三属性が次の章の土台になるわ。
ここまでの光と眼の話とあわせて、しっかり出発点にしてね。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

色相・明度・彩度の三属性! 次の章もこれで戦えそうだよ。
がんばる!

確認クイズ

色の三属性の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. 色相・明度・彩度
  2. 色相・光度・温度
  3. 明度・彩度・輝度
  4. 色相・面積・距離
こたえを見る

正解: 1. 色相・明度・彩度

正解は1。色の三属性は色相・明度・彩度です。有彩色は三つすべて、無彩色は明度のみを持ちます。

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