明るさが急に変わると、眼は少し時間をかけて慣れます。ここでは明順応・暗順応と、暗がりで起こるプルキンエ現象を学びます。
先生、明るい外から映画館に入ると、しばらく真っ暗で何も見えないんですぅ。
あれって何なんですかぁ?
それが暗順応よ。
暗い場所に眼が慣れるまでの反応ね。
慣れるとだんだん見えてくるでしょう。
補足すると、暗順応は杆体が働き出すまで時間がかかり、十分に慣れるには数十分かかることもあります。
じゃあ逆に、暗いところから急に明るい外に出るとまぶしいのは?
それが明順応。
明るさに慣れる反応で、こちらは比較的すばやく済むのよ。
暗いのに慣れるのは遅くて、明るいのに慣れるのは速いんですねぇ。
そのとおりです。
暗順応は時間がかかり、明順応は短時間。
この非対称は試験でも問われます。
なるほどね! ところで、夕暮れどきって赤い花より青い葉のほうが明るく見える気がするの。
気のせい?
気のせいではないわ。
それがプルキンエ現象よ。
暗くなると赤が暗く、青が相対的に明るく見える現象なの。
どうしてそんなことが起こるんですかぁ?
暗くなるにつれ主役が錐体から杆体へ移るためです。
杆体は青緑あたりに感度が高く、赤には鈍いので、赤が沈んで見えます。
まとめると、暗順応は遅い、明順応は速い、暗所では赤が暗く青が明るく見えるプルキンエ現象。
試験の頻出ポイントよ。
夕暮れに青が浮き立つのはプルキンエ現象! 覚えたよ。
確認クイズ
プルキンエ現象の説明として正しいものはどれか。
- 明所で青が暗く見える現象
- 暗所で赤が暗く、青が明るく見える現象
- 明るさに素早く慣れる反応
- 暗さに慣れる反応
こたえを見る
正解: 2. 暗所で赤が暗く、青が明るく見える現象
正解は2。プルキンエ現象は暗所で杆体が主役になり、赤が暗く青が明るく見える現象です。