視細胞 ― 杆体と錐体、色を感じるしくみ

明暗を感じる杆体と色を感じる錐体、L/M/S錐体を学びます。

網膜には光を受け取る視細胞が並んでいます。ここでは明暗を感じる杆体と、色を感じる錐体の違い、そして錐体の3種類を学びます。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

先生、網膜には光を受け取る細胞があるんですよね。
全部同じ細胞なんですかぁ?

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

いい質問ね。
実は大きく二種類あるのよ。視細胞は杆体と錐体に分かれるわ。

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

補足すると、杆体(かんたい)は明暗に敏感で、暗い場所ではたらきます。
色は感じにくく、暗所視を担います。

白峰 リリ(普段) 白峰 リリ

へえ〜! じゃあ色を感じるのはもう片方の錐体なの?

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

そう。
錐体(すいたい)は色を感じ、明るい場所ではたらくの。
明所視を担うのよ。

藍沢 しずく(びっくり) 藍沢 しずく

暗い夜道で色がわかりにくいのは、杆体ばかりはたらいてるからなんですかぁ?

紅林 かえで(笑顔) 紅林 かえで

そのとおりです。
暗所では錐体がほとんど働かず杆体が主役になるため、色みが乏しく明暗中心の見え方になります。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

なるほどね! 夜のあたしの部屋、物の形はわかるのに色がぼんやりするのはそれだったんだ!

神楽 モニカ 先生(笑顔) 神楽 モニカ 先生

その体験がまさに証拠ね。
さらに錐体には3種類あって、L・M・Sと呼ぶわ。
感じやすい波長が少しずつ違うの。

藍沢 しずく(普段) 藍沢 しずく

L・M・S…なんの略なんですかぁ?

紅林 かえで(普段) 紅林 かえで

Lは長波長(赤系)、Mは中波長(緑系)、Sは短波長(青系)に感度が高い錐体です。
この3種の反応の組み合わせで多彩な色を感じます。

神楽 モニカ 先生(普段) 神楽 モニカ 先生

試験では「杆体=明暗・暗所視、錐体=色・明所視、錐体は3種類」がよく問われるわ。
ここは確実に覚えてね。

白峰 リリ(笑い) 白峰 リリ

杆体は明暗、錐体は色でLMSの3種! しっかり整理できたよ。

確認クイズ

色を感じ、明るい場所ではたらく視細胞はどれか。

  1. 杆体
  2. 錐体
  3. 角膜
  4. 水晶体
こたえを見る

正解: 2. 錐体

正解は2。錐体は色を感じ明所視を担い、L・M・Sの3種類があります。杆体は明暗・暗所視を担います。

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