網膜には光を受け取る視細胞が並んでいます。ここでは明暗を感じる杆体と、色を感じる錐体の違い、そして錐体の3種類を学びます。
先生、網膜には光を受け取る細胞があるんですよね。
全部同じ細胞なんですかぁ?
いい質問ね。
実は大きく二種類あるのよ。視細胞は杆体と錐体に分かれるわ。
補足すると、杆体(かんたい)は明暗に敏感で、暗い場所ではたらきます。
色は感じにくく、暗所視を担います。
へえ〜! じゃあ色を感じるのはもう片方の錐体なの?
そう。
錐体(すいたい)は色を感じ、明るい場所ではたらくの。
明所視を担うのよ。
暗い夜道で色がわかりにくいのは、杆体ばかりはたらいてるからなんですかぁ?
そのとおりです。
暗所では錐体がほとんど働かず杆体が主役になるため、色みが乏しく明暗中心の見え方になります。
なるほどね! 夜のあたしの部屋、物の形はわかるのに色がぼんやりするのはそれだったんだ!
その体験がまさに証拠ね。
さらに錐体には3種類あって、L・M・Sと呼ぶわ。
感じやすい波長が少しずつ違うの。
L・M・S…なんの略なんですかぁ?
Lは長波長(赤系)、Mは中波長(緑系)、Sは短波長(青系)に感度が高い錐体です。
この3種の反応の組み合わせで多彩な色を感じます。
試験では「杆体=明暗・暗所視、錐体=色・明所視、錐体は3種類」がよく問われるわ。
ここは確実に覚えてね。
杆体は明暗、錐体は色でLMSの3種! しっかり整理できたよ。
確認クイズ
色を感じ、明るい場所ではたらく視細胞はどれか。
- 杆体
- 錐体
- 角膜
- 水晶体
こたえを見る
正解: 2. 錐体
正解は2。錐体は色を感じ明所視を担い、L・M・Sの3種類があります。杆体は明暗・暗所視を担います。