色によって、物が前に飛び出して見えたり、大きく見えたりします。ここでは進出色・後退色と膨張色・収縮色を学びます。
先生、同じ距離にあるのに、赤い看板が青い看板より近くに見えるんですぅ。
どうしてですかぁ?
面白い観察ね。
前に飛び出して見える色を進出色、奥に引っこんで見える色を後退色というのよ。
補足すると、一般に暖色や明るい色は進出して見え、寒色や暗い色は後退して見えます。
だから赤が近く感じたのです。
へえ〜! じゃあ大きく見える・小さく見えるっていうのもあるの?
あるわ。
実際より大きく見える色を膨張色、小さく見える色を収縮色というの。
膨張色ってどんな色なんですかぁ?
明るい色や暖色は膨張して見えやすく、暗い色や寒色は収縮して見えやすいです。
特に明度の影響が大きいとされます。
なるほどね! だから黒い服を着ると引きしまって細く見えるんだ! 黒は収縮色なんだね。
そのとおり。
逆に白や淡い色は膨張して大きく見えるわ。
ファッションでよく使われる知恵ね。
進出・後退は距離感、膨張・収縮は大きさですねぇ。
区別しないといけませんぅ。
整理すると、進出・後退は前後の距離感、膨張・収縮は面積の大小の話です。
混同しないよう分けて覚えましょう。
傾向としては、暖色・明るい色は進出かつ膨張、寒色・暗い色は後退かつ収縮になりやすい。
試験でも狙われるわ。
赤は進出で膨張、黒や青は後退で収縮! 距離感と大きさで整理できたよ。
確認クイズ
実際より小さく引きしまって見える色の傾向として正しいものはどれか。
- 明るい暖色は収縮して見える
- 暗い色や寒色は収縮して見える
- 白は収縮して見える
- 色は大きさの見え方に影響しない
こたえを見る
正解: 2. 暗い色や寒色は収縮して見える
正解は2。暗い色や寒色は収縮して見えやすく、黒い服が引きしまって見えるのはこのためです。